本日未明に久し振りに部分月食を見てきました。
<Canon EOS-5D EF70-200 F2.8L f200mm F8 1/13sec -1EV ISO400>
夕方から雷を伴う激しい雷雨に見舞われ、ダメかな? と思ってたのですが、新潟地方気象台を見てたら午後11時ぐらいに能登方面でスッキリ晴れ間が出ていて、数時間後にはその晴れ間がこの辺を通過するじゃないですか。
ひょっとするとイケるかなと思いつつ、DVDでも観ながら時間を待ってました。
3時前に1本メールを書きつつ外を窓から覗くと、外が暗い。 駄目かなぁ~? と恐る恐る外へ出てみたら、雲が無いじゃないですか!
で、山陰に隠れた月を探すと、もう始まってるじゃないですか!!
食の開始は3時05分と云うのに・・・ と思ったら、半影月食でした。
そうです。
日食と違い、月食というのは、地球の縁を回ってくる太陽の光の回折光が地球の丸い影に中央の暗い影と、明るい影の二重の影をを作るのです。
そしてその外側の影に入るtだけの月食を半影月食。
暗い影の中心に一部だけ入るのが部分月食。
地球の影にスッポリ月が入ってしまうのが皆既月食となります。
皆既中の月は赤銅色の暗い月が星空にボンヤリ浮かんで見えます。
メンドクサイ話(?)をしても理解してくれる人が少ないのでこの程度にしますが、とにかくあわてて着替えて西側の開けたところへ急ぎました。
そこは春に桜の樹を撮影していた公園の西側横にある長峰水道公園です。
ココはその昔、古い友人と皆既月食を撮影した場所でもあります。
部分月食 8日未明、各地で 1時間半ほど続く
満月の右上が欠ける部分月食が8日未明、各地でみられた。国立天文台によると、沖縄、鹿児島、札幌からよく見えたという報告があったという。
部分月食は、太陽と地球、月がほぼ一直線上に並んだとき、地球の影が月に映って起こる現象。
月食は8日午前3時5分ごろから1時間半ほど続いた。同51分ごろに最も大きく欠け、満月の直径の約5分の1が完全に暗くなった。
このうち福岡市内では、雲が多く、雲間からの観測となった。午前3時すぎ、月の右上が欠け始め、最大時には月の約20%が欠けた。その後、月は元の姿に戻っていき、初秋の天文ショーは4時半すぎに終わった。【須田桃子、鮫島弘樹】
(毎日新聞) - 9月8日17時13分更新
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